トヨタ・モビリティ基金とは?どんな社会貢献活動をしているの?

トヨタ・モビリティ基金とは?どんな社会貢献活動をしているの?

メガウェブの運営会社で知られるトヨタグループでは「トヨタ・モビリティ基金」という社会活動を行っています。、どんな活動をしているのか知らないという人も意外と多いですよね。そこで本記事では、トヨタ・モビリティ基金がどんなプロジェクトなのか、どんな活動をしてきたのかを紹介していきます。

モビリティとは?

そもそも基金の名前に使われている「モビリティってなに?」という人もいると思います。
モビリティ(mobility)は、「動きやすさ」や「可動性」「流動性」といった意味がある英単語です。職業の移動や階層の移動を指すケースもありますが、トヨタ・モビリティ基金では「乗り物や人の移動に関する用語」として使われています。

トヨタ・モビリティ基金の活動目的

トヨタ・モビリティ基金は「移動の利便性(モビリティ)」に注目する事で社会貢献、地域の役に立つ事を目的に活動を行っています。
近年の少子高齢化による人口減少が原因による全国の地域コミュニティの衰退といった問題の解決に努めています。「移動する楽しみ」をできるだけ多くの人に知ってもらい、笑顔溢れる地域にする事を目指しています。

地域に合った移動の仕組みづくりに尽力

トヨタモビリティ基金の活動事例

移動する楽しみを普及させるために「地域に合った移動の仕組みづくり」に尽力しています。
公式サイトである「ちいモビ」では、活動内容・目的・助成事例を確認する事ができます。また、サイト内では活動中によく遭遇するお困りごとをまとめた「お困りごとの処方箋」といったコーナーも設けています。

移動ニーズのマッチングによるお出かけ支援

大きい荷物を伴う買い物や病院への移動の際に選択肢がないと困っている高齢者の方が増えています。トヨタ・モビリティ基金では、地域内のレンタカーとドライバーを活用した独自の「移動の仕組み」を構築しました。その結果、自家用車を所有していない人でも気軽に遠出ができるようになるなど、リピート率89%のサービスを構築する事に成功しました。

ふれあいワゴン

こちらも移動が困難な高齢者を手助けする支援となっています。
買い物困難者への買い物機会の提供と、それに伴う地域住民同士のコミュニケーションの場を作りました。さらに、サイト立ち上げやミニFM局の開設など、幅広い世代に向けた情報発信の仕組みづくりも行っています。ふれあいワゴンの利用により、地域のふれあいの輪を広げました。

まとめ

トヨタ・モビリティ基金は少子高齢化によって生じた問題を解消する事を目的としています。
移動する楽しみや移動の利便性の向上により、地域に笑顔を増やすなど、幅広い活動を行っています。

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